芽吹き

  • 2014.04.06 Sunday
  • 07:34

わし、タケちゃん。

大竹和紙工房の店先に、去年の夏ごろから
コウゾの鉢植えを置いとったんを知っとる?

20130804_662213.jpg

ほうほう、これじゃあ。

最初は元気じゃったんじゃが、
もともとは、成長すると3メートル近うなる木じゃけぇ、
鉢じゃあ狭もうて、よう成長できんかったんじゃろう。

だんだん葉が落ちて、秋にはヒョロッとした枝だけになって
駐車場の角に置かれとったん。

ほれがの、
この前、見たら、ちっこい芽をつけとるん。
ちゃんと、春が来たんを知っとったんじゃのぉ。
えらいもんじゃ。

和紙工房のボランティアさんは、
このままにしとくか、
今のうちに根元からきって元気な枝を育てるか、
思案しとったで。

DSCF4378.JPG

ほいで、結局、古い枝をきっちゃろう〜いうことになって、
新芽だけは捨てんと飾っとったん。

かあいいじゃろ〜

まっ、この新芽がどんどんのびるけぇ、
手すき和紙保存会の会長さんは、コウゾ畑の手入れに
毎年、ぶち苦労するんじゃが・・・。

きのう、鉢を見たらまた新芽がついとった。

今年は、元気に育ってくれたらええんじゃが。

DSCF4381.JPG

店に来てのお客さんで、
大竹和紙が、コウゾの皮からできるんを知らん人、多いん。

ほうゆう、わしもそうじゃったが。

6月くらいになると、防鹿の川沿いにあるコウゾ畑もきれいでぇ。
近くを通ったら、寄ってみんさい。





 

平安の知恵

  • 2014.03.19 Wednesday
  • 07:18

わし、タケちゃん。

春になると、なんか新しいもんが欲しゅうなるらしい。

大竹和紙工房のボランティアさんは、ここんとこ、
インターネットで、ちょこちょこ買い物をしとるでぇ。
いうても、あんまし高いもんは買えんがの。

最近、買うたもんの中でお気に入りは、
この小銭入れなんと。
ボランティアさんは、名刺入れにしとるようじゃ。

DSCF4284.JPG

これ、和紙でできとるんと。
“柿渋紙”いうらしい。

『軽いんが気にいっとるん。
 使い始めて三年ほどは、柿渋のタンニンが空気に触れて、
 色が変化します・・いうて、説明書きに書いてあったん。
 味のある色になりそうじゃね』

和紙工房のボランティアさんは楽しみにしとったが、
そもそも“カキシブ”いうてなに?

『えっ、タケちゃん、知らんのん?
ウナギ屋さんがかば焼きをつくるとき、パタパタ茶のウチワで、あおいどるじゃろ。
あれは、柿渋を塗っとる特別なウチワなんよ。』

ウナギのかば焼き? 茶色いウチワ?
ますます何のことか、わからんっ!!

『ごめんごめん。柿渋は、渋柿をつぶしてしぼった汁を発酵させたもんなん。
和紙に塗ると強うなるんで、番傘とかウチワとか・・いろんなもんに使われとるんと。
平安時代に編み出された知恵らしい・・・』

へぇ〜、そんなに古い時代からあるもんなん。

『この小銭入れは、コウゾ100%の手漉きの美濃和紙に、
柿渋を何度も塗り重ねてつくっとるんと。
強いはずじゃね。』

厚い手漉き和紙は、ちっとやそっとじゃ破れんが
カキシブを塗ると、さらに強うなるんじゃね。

『タケちゃん、柿渋は、環境にやさしい天然染料として、世界が注目しとるらしいよ』
ボランティアさん、言うとった。

平安時代の人もなかなかやるのぉ。


 

人間国宝さん

  • 2014.03.05 Wednesday
  • 08:24

わし、タケちゃん。

DSCF4235.JPG

『タケちゃん。久しぶりに伝統工芸展へ行ったよ』

大竹和紙工房のボランティアさんは、
この前、縮景園に梅を見にいったときに寄ったらしい。

『人間国宝の人の作品もいろいろあったよ』

えっ、人間にも国宝の人がおるん?
なんで、わかるん? いうて聞いたら、
「重要無形文化財保持者」いうて、
作家さんの名札に付いとるんと。

『私、帰ってから調べてみたんよ。
手漉き和紙にも人間国宝って、おってんじゃろうかと思うて・・』

あっ出た、調べグセ・・・

『二千年代に入ってから認定された方でも、三人おっちゃたよ。
越前奉書紙の九代岩野市兵衛さん、
土佐典具帖紙の濱田幸雄さん、名塩雁皮紙の谷野剛惟さん』

調べるのがシュミとはいえ、ごくろうさんのこっちゃ。

『伝統工芸展で、手漉き和紙がずら〜と並んどるのは見たことがないけど、
すごいんじゃろうね〜、人間国宝さんが漉いた和紙・・・』

今回、和紙工房のボランティアさんは、ネットでいろいろ調べたんじゃが
え〜こともあったらしい。
この三人の人間国宝さんが漉いた紙が
お取り寄せで手に入るんと。

『人間国宝さんの手漉き和紙は、もちろんお高いけど、
ショミンに手がとどくんがええよね。
陶芸とか着物とか、他のジャンルじゃとそうはいかん!』

力説しとったが、
ところでボランティアさん、
伝統工芸展はどうじゃったん?

わし、まだ、聞かせてもろうとらんでぇ。

すぐ、別の話になるんじゃけぇ。

かげろうの羽

  • 2014.02.05 Wednesday
  • 18:21
 
わし、タケちゃん。

大竹和紙工房のボランティアさんは、
毎週火曜日放送の「イッピン」いう番組をよう見とる。

http://www4.nhk.or.jp/ippin/x/2014-02-04/10/33783/

きのうは、「土佐紙」の回じゃった。

高知県のいの町いうところじゃあ、
「土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)」いう
手漉きでは世界一薄い紙が漉かれとるそうで。

『タケちゃん。この紙、どっかで見たことがあるんよ。
どこじゃったかねぇ・・』
ボランティアさんが言うとったが
わし、知っとるで。

和紙工房に置いてある「紙の大研究」いう本に見本が付いとった。



これじゃ。

えっ、写真がちいそうて、ようわからん?

ほんまじゃの〜

土佐典具帖紙の厚さは、0.03ミリしかないんと。
「かげろうの羽」にたとえられるらしい。

『手漉き和紙の需要は、全国でどんどん減っとるけど、
たとえば、この土佐典具帖紙が出来んようになると、
世界中の人が困るじゃろうね。
すごいと思わん?』

和紙工房のボランティアさんは、
この土佐の紙が、世界の美術品や文化財の修復に使われとるんを
知って、ほう思うたらしい。

わしも、ちっこい見本じゃのうて、
大きい紙にさわってみたいで。

「かげろうの羽」みたいな和紙・・いうて、
どんな感じなんじゃろね〜。

手で書く

  • 2014.01.20 Monday
  • 18:14
 
わし、タケちゃん。

大竹和紙工房のボランティアさんは、
最近、自分で書いた字が読めんことがある・・言うとった。

ホンマじゃろうか?

あん人、“年賀状は、手書きにこだわっとる”・・いうて、
前に言うとらんかったぁ?

『ハガキとか・・・人にあてて書く字は、なんとか大丈夫なん。
モンダイは、自分用のメモ。後で読もうと思っても読めんことがあるん。』

この間も、手すき和紙の里で教えてもろうたことを走り書きしたんじゃが、
どうしても読めんところがあったそうでぇ。

『メールを使うたりして、手で書くことが少のうなっとるけぇね。
文字を書く・・・いう動作に、手と脳がどうもついてイケンみたいなんよ。
筆圧も強いし、すぐ疲れるん。
自分だけが読めりゃあ、ええと思うけぇ、ミミズみたいな字になるんかね』

漢字を書くんもあやしゅうなっとって、
ようケータイで調べとるそうでぇ。

もっと、手で字を書く機会を増やさんと・・・。

ほう思うとったら、けさの中国新聞に
ええ話題が二つほど、のっとったんと。

ひとつめは、大竹市恒例の「新春児童生徒書き初め大会」の記事。
ことしも二百人以上が参加して開かれたんと。
盛況じゃのお。
小学四年生以上は、大竹和紙に清書したそうじゃが
書き初め大会が地元でずっと続いとるんは、ええことじゃね。

ほいで、もう一つは、
「デジタル時代の高級ノート活用術」いう記事じゃったんと。

『タケちゃん。自分の気持ちを記録するには、紙のノートがええそうよ。
手で書いたほうが情報量が圧倒的に多いんと。
手を動かして書きこむと、記憶に奥行きが出てくるそうなん。』

記憶に奥行き・・・?

わし、ようわからんが、
大竹和紙工房のボランティアさんは、
なんか、やる気になっとるらしい。

『タケちゃん!とりあえず日記をがんばってつけるけぇ』

あん人は、十年日記いうんを長らくつけとるんじゃが
去年は、1か月分ぐらい、まとめてつけることもザラじゃったそうで。

どこへ行ったとか、なにを食べたぁ・・ばっかりじゃのうて、
今年は日記に、自分の気持ちを記録してみたいんと。

さて、何日つづくことやら・・・。

DSCF4018.JPG




手描き年賀状

  • 2014.01.04 Saturday
  • 19:15
 
わし、タケちゃん。

ことしもあっという間に、四日になったでぇ。

和紙工房のボランティアさんは、
年賀状のおおかたを元旦に書いたけぇ、
自分の賀状がいつ届いた(く)か、気になっとるようじゃ。
(早う、出しゃあええのに、勝手じゃのぉ)

手漉きの大竹和紙を使うて、
馬の絵柄の賀状も十枚ほど描いたんと。

もちろん、俳画の先生のお手本を見ながらじゃがの・・。

img002.jpg

和紙工房に四年もボランティアに行っとるのに、
はじめてらしいが、実際に自分で無地のハガキに描いてみて、
“なるほど〜”と思うことがいくつかあったんと。

たとえば、画と文字のバランス。
俳画の先生は、画や文字の位置が大事じゃ〜いうて、
よう話してんと。

『タケちゃん、先生のお手本どおりに描いた賀状に、
もう一言、近況を添えようとすると、途端にバランスがわるうなるん。
空白も大事なんじゃね〜』

筆についても思うたそうで。

『太筆で書くのは自信がないけぇ、最初の一枚を筆ペンの太字で書いてみたん。
ほれが、筆の勢いが画と釣り合わんのん。
ヘタでも、和紙には、筆のほうがええみたいじゃね』

腕のええ人が書くと、筆ペンでもええんかもしれんが
やっぱり手漉き和紙には、本物の筆のほうが似合うようでぇ。

遅まきながら、俳画と手漉き和紙の魅力が
ちびっと、わかったようじゃね。


お伊勢さん

  • 2013.10.03 Thursday
  • 20:22
 

わし、タケちゃん。


日本いう国は、すごい国じゃね。

またまたぁ・・・タケちゃん、柄にもないこと言うて・・・。

えっ、まっ、そうなんじゃが、
きのうの夜、お伊勢さんの神様の引っ越しのニュースを見たんよ。

わし、度肝をぬかれたでぇ。

P5222494.jpg

20年に一回・・いうんは、アマテラスオオミカミ様のおられる
ご正殿いうところの新調だけじゃのうて、
内宮の建物すべてを建て替えるんじゃね。

樹齢500年の巨木も含め、200年以上のヒノキが
一万本もいるんと。


“えっ、どうやって、木を調達するん?”

あんたもそう思うじゃろ。


調べたがりぃの大竹和紙工房のボランティアさんにいうと、
すぐにパソコンに向こうとった。
いまは、木曽の国有林から運んどるんと。

なんでも、伊勢神宮が所有しとる森林は、
戦いが続いた室町時代に、木を伐ったまま植えんかったけぇ、
ええ木がないんと。

それじゃあ、いけん・・いうて、
大正時代から二百年計画で木が植えられておるんじゃが、
本格的に、式年遷宮に使えるんは、
まだ百年以上も先のことなんと。

なんゆうか、スケールの大きなはなしじゃね。

61.jpg

和紙工房のボランティアさんは、
建物ばかりじゃのうて、
御装束や神様の使われる調度品も新調される・・いうて知って、
さらに驚いたんと。

そん中には、和紙を使うたもんもあるんじゃろか?
どんなところで漉くんかのぉ?

そこんとこは、ようわからんかったんじゃが
伊勢市には、三重県の指定伝統工芸品の『伊勢和紙』いうんがあって、
お伊勢さんのお札用の紙を漉いとってのようじゃ。


前に、教えてもろうたんじゃけど、
「紙は神に通ず」いうそうで。

日本人は、神が宿るものとして自然を大切に敬ってきたじゃろ。
じゃけぇ、自然のもんから作る“紙”は“神”でもある・・と。

ほいで、白い紙は、不浄なものを浄化する力を持っとるんと。

神事のゴヘイやシデに白い紙がつかわれるんは、
こんな理由があったんじゃね。

知らんかったぁ。



和紙工房のボランティアさんが住んどる小方地区は、
今度の日曜日が秋祭りなんと。

台風もそれそうじゃし、秋晴れじゃとええね。


世界記憶遺産

  • 2013.06.20 Thursday
  • 11:40
 
                                    2013.6.20

わし、タケちゃん。


きのう、ニュースでいうとった。

「世界記憶遺産に、ケンオウシセツなんたらと

ミドウカンパクなんたらの登録が決定・・・」


和紙工房のボランティアさんにこのことを聞いたら、

“世界記憶遺産”いうんがあるんも知らんかったで。

ほいで、あの人、なんでも調べるんが好きじゃけぇ、

今朝、起きるとすぐに調べはじめたらしい。
(ヒマじゃの〜)


世界記憶遺産いうんは、

貴重な文書や映像フィルムを保存して、

未来へ引き継ぐために、ユネスコがつくったもんなんと。

ベートーベンの第九の直筆楽譜やアンネの日記とかが

登録されとるらしい。


今回、伊達政宗がスペインとローマに派遣した

支倉常長が持ち帰った文書や肖像画などの「慶長遣欧使節関係資料」と

世界で一番古い自筆の日記「御堂関白記」が

登録されたんと。

もちろん、どちらも国宝じゃ。


和紙工房のボランティアさんがとくに興味を持ったのは

「御堂関白記」(みどうかんぱくき)。

藤原道長いう平安時代の貴族が

政務や生活の様子をこまごまとつづっとるんと。


『タケちゃん!道長は、暦をつかって、

その余白にいろいろ書き込んどるんじゃけど、

それでも書ききれん時は、裏面に書いとるんよ』


藤原道長いう人は、当時の最高権力者じゃったそうじゃが

そんなエライ人でも、紙をむだにせんようにしとる。

和紙が大量に漉かれはじめた平安時代でも

紙は、ぶち貴重なもんじゃったんじゃの〜



『タケちゃん!御堂関白記には、お寺への布施料として、

貴族が紙を納めたいう記述もあるんと・・・』


『タケちゃん!藤原道長は、紫式部の雇い主として

源氏物語の執筆を支援した人物らしいんよ。

光源氏は、道長がモデル・・いう説もあるんと・・・』


ウ〜〜〜〜、ボランティアさん、

わかった!

この手の話は、調べだすと止まらんけぇ・・・。

和紙は、千年もつ・・いうんは、ほんまじゃったんじゃの〜














和紙にプリント

  • 2013.06.11 Tuesday
  • 07:35
 
                                    2013.6.11

わし、タケちゃん。


『へぇ〜、知らんかったぁ。和紙の写真用紙、あるんじゃね』

パソコンを見ながら、

ボランティアさんがヒトリゴトいうとった。


写真用紙?

ねぇねぇ、何の話なん?


大竹和紙工房のボランティアさんに聞いてみると

たまに、お客さんで

『大竹和紙にプリンターで印刷したいんですが・・・』

いうて、聞いてん人がおってんと。


そん時は、

『おすすめしてないんですよ。

手漉き和紙は、厚さにどうしてもバラツキがありますし、

繊維がくっついて、プリンターが故障することがありますからね』

いうて、こたえとるんと。


先週も、プリンターのことを聞いちゃったお客さんがおって、

ほいで、ボランティアさんは、ちっと調べてみようと思うたらしい。


『タケちゃん。インクジェットプリンター対応いう和紙があることは知っとったんよ。

ほいで、いろいろネットを探したら、

“フォト和紙”いう商品があることがわかったん』


http://www.shinyosha-seishijyo.jp/


一枚一枚、手で漉いた写真用の和紙で

和紙は、表面に凹凸があるけぇ、

古い写真のような味のある風合いになるらしい。

耳がついとるんもええね。


このフォト和紙を考えたんは、

明治元年に創業した歴史ある紙漉き屋さんの後継者さん。

今は、一人でやっとってんじゃが

苦心の末、開発しちゃったらしい。


最近は、“カメラ女子”が増えとるけぇ、

目のつけどころがええね〜いうて、

和紙工房のボランティアさん、ナゼカ、上から目線でいうとった。

そんなん言う前に、

大竹和紙もちっと考えんさい!
(いうて、あんた、思わんかったあ?)



ほうほう、これは、おまけ。

大竹和紙にインクジェットで印刷したんと。

パソコンで見るとあんまし違いがわからんが

和紙に印刷すると、

わしの顔も服も、ちっと色がついて、

それに、手ざわりもええ感じじゃあ〜

オトコマエがあがるけぇ、

こんどはフォト和紙に印刷してくれんかのぉ〜






石州半紙

  • 2013.05.09 Thursday
  • 11:50
 
                                     2013.5.9

わし、タケちゃん。


大竹和紙工房のボランティアさんは、

ここんとこ、

月に一回習うとる「俳画」の宿題を

わりと真面目にやっとる。


俳画をはじめたんは、

和紙工房の秋のしおりに

“赤とんぼ”いう図柄があって、

それを下絵なしに描きたい・・と思うたからなんと。


和紙工房のハガキのほとんどは、

下絵をコピーして、

色を付けとるんじゃが

この方法じゃと手間がかかる。

大竹和紙工房は年中、手が足りんけぇ、

制作時間の短縮は大事なんと。

それに直に描くと、味も出るしのぉ。


ほいで・・・・、

俳画を習いはじめて、

はや1年半。

売りもんになるような

赤とんぼが描けるようになったかあ・・いうと

これが????

夏の前にゃ、秋の絵付けにかからんといけんけぇ、

あんまし時間がないんよ。


そんなワケで、

これまでサボっとった俳画の練習に

ボランティアさん、

急に身を入れはじめたん。

じゃけど、知っとる?

俳画いうんは、「字」も書かんといけんのんと。



これは、先生のお手本。

わし、なんちゅうて書いてあるかわからんで〜。

和紙工房のボランティアさんも読めんのは同じで、

考えたんと。

『今からなんぼ頑張っても、こんな字はかけん。

ほいじゃったら、ヘタでも味わいのある

自分らしい“書体”いうんがつくれんじゃろか・・』


ほいで、やっと今日のテーマ、

『石州半紙(せきしゅうばんし)』の話じゃあ。


和紙工房のボランティアさんは、

去年の秋、津和野に行って、

立派な紙の箱に入った

『石州半紙 鶴』を買うたんよ。






“重要無形文化財”いう文字が入っとって、

値段も半紙20枚にしてはかなり高かったけぇ、

仕舞い込んどったんと。

このたび、試しに使うてみて、ビックリ!

俳画の練習用に使うとるのと同じコウゾ紙なんじゃが、

す〜と墨を吸って、

にじみにくうて、

とにかく書き心地がええんと。

紙肌も光沢があって、

なんか、急にうもうなったような・・・・(錯覚!)


「鶴」は、一般品のランクで

その上には、「稀(まれ)」いうて、

石州産コウゾを100%使うて、

繊維を叩いてほぐすんも手打ち。

天日に干した最高級品もあるらしい。

こりゃ、一度、使うてみたい・・と

ボランティアさん、

自分の実力にゃあ合わんのじゃが、

思うとるみたいじゃの。


あっ、“書体”のほうは、まだできとらんようで。

そんなにかんたんに、

味のある字なんてぇ、

いくら、ええ紙を使うてもできんわいのお。






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