貴重な体験
- 2017.04.17 Monday
- 08:00
わし、タケちゃん。
大竹和紙工房のボランティアさんは、
昨日あった「手描き鯉のぼりの教室」に初めて参加したでぇ。
えっ、何年も鯉のぼりを作っとるのに・・・
て、思うてかもしれんが
これが違うんよ。
ボランティアが運営しとる和紙工房の鯉のぼりは、
ちっと練習したら作業ができるよう
半分ぐらいはシルク印刷いうんをしとるん。
大石さんの教室のんは、目玉の部分だけ描いてあって、
あとは見本を参考に自分で描くんと。
和紙工房のボランティアさんは、図形に弱いけぇ、
最後まで、ウロコの描き方の法則がわからんで
先生にやっかいかけとった(トホホ・・)
『タケちゃん!絵付けだけじゃのうて、口輪の入れ方とかも教えてくれるし、
思うた以上に、本物志向の教室じゃったよ。
腕に覚えのある人にはぜひオススメじゃねぇ』
えっ、腕に覚えのある人じゃないと難しいん?
『大石先生とお弟子さんがていねいに指導してくれてじゃけぇ、
大丈夫なんじゃけど、時間が経つのがすごく早い・・・』
・・いうことは、和紙工房のボランティアさん、
あわてまくったぁ・・いうこと?
『えへへへ。あっ、タケちゃんも知っとるけど、
和紙工房のほかのボランティアさんなら器用じゃけぇ、
大丈夫。あくまで、私の場合・・・』
そん中で、すごい人を見つけたそうな。
あっ、これこれ。
1.5メートルの鯉のぼりで、金太郎さんまで描くのを選んだんは
この人だけじゃったそうな。
『タケちゃん!上手じゃろう!はじめて挑戦したんと。』
ほいで、ボランティアさんの作ったんは見せてくれんのん?
『ヒミツ!和紙工房の名誉のためにね!』
わし、あとでこっそり見ちゃろ!
大竹市総合市民会館のロビーでは
今年も展示会が開かれとる。
去年、大臣表彰を受けた
大石さんの賞状も飾ってあったで。
『タケちゃん!今日は、大石先生や杉本さんのすごさがようわかったよ。
何事も経験じゃね』
いろんなことがタメになった一日じゃったようじゃの!!
◆手がき鯉のぼり(広島県和紙商会・大石雅子)
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